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月刊 人材教育 2010年06月号

特集伸びる中堅社員はこう育てる

「中堅社員」――この言葉には定義があるわけではなく、
一般的には “新人以上管理職未満”という幅広い年代に使われる。
曖昧なのは言葉だけではない。教育もまたしかり。
多くの企業では、入社して3年以上経ってしまうと現場の第一線で実務をこなしていくことを求められ、教育が手薄になりがちなのだ。
しかし、特に3年目を過ぎ4年目~8年目、26歳から30歳になるまでの“Under30”の時期は、将来、企業の中核を担う人材となっていくための重要な時期である。
では、この重点期間にどういった働きかけをし、
経験を重ねさせれば、自立・自律型ハイパフォーマーとなっていくのだろうか。
本特集ではこれを明らかにするために、各界のオピニオンの知見、4社の人事・人材開発担当者の考え方や取り組み、そして企業事例や今、生き生きと活躍する中堅社員の声も取材した。こうして得られたさまざまな意見や見方、経験などから、中堅の時期の教育や環境整備におけるヒントを得てもらえれば幸いである。