巻頭インタビュー 私の人材教育論 中堅社員を刺激して組織の土壌を改革し 業界全体の変革を担う組織へ

1986 年から20 年連続増収増益を誇った食品流通業界の超優良企業、菱食。
三菱商事グループの食品中間流通を担う中核企業である。
この名門企業に2006 年、外から新しい風として転じてきたのが中野勘治氏。
多様化する生活者のライフスタイルに沿ったものを中間流通側から提案するという、流通パラダイムシフトが起きている今、業界全体そしてそれを支える組織、人材も変わらなければならない。
しかし同社では、上意下達で縦割りの組織風土が出来上がってしまっていた――そこで、危機感を抱いた中野氏が同社の中堅社員を中心にして始めたのが「トップガン・プロジェクト」であった。

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