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月刊 人材教育 2010年11月号

特集基本シリーズ 読む・書く・考える 考える力を強化する

9月号から始まった3カ月連続特集最後となる本号は、「考える力」を掘り下げます。あらゆる行動の基本にあると言える「考える力」。けれども昨今は、指示待ち社員の増殖や、失敗を恐れて考え抜こうとしない社員が目立つなど、職場からは「考える力」の低下を嘆く声が聞こえてきます。
その一方で、価値観が多様化し、ネットの発達やグローバル化など外部環境も複雑になってきた現代では、自ら考えることの必要性は日々増しています。
それではどのようにしたら、「考える力」を高めることができるのでしょうか。そのためにはスキルも必要ですが、重要なのは、①考える過程で生じる曖昧さへの耐性、②考えを持続させるエネルギー、③考える方向性を定められるだけの価値観を持っていることだと編集部では考えています。
 11月号では、「考える力」の本質とは何か、どうしたらそれを高めることができるのかを識者と企業に聞き、そのヒントを提示します。