多様な人材の価値や発想を活かそうという「ダイバーシティ」の重要性が叫ばれて久しい。特に、ビジネス環境の変化への柔軟な対応やイノベーション創出が求められる現代においては、ダイバーシティを活かした取り組みは急務であるといえるだろう。コロナ禍の拡大により、多方面で変革を余儀なくされている現状では、なおさらだ。だが実際、現場にはどれほどダイバーシティが浸透しているのか。多様性の受容やビジネスへの活用が大切だとはわかっていながらも、まだまだ“自分ごと”としてとらえられていない人は少なくないのではないか。今回は社員一人ひとりがダイバーシティを自分ごとととらえ、取り組んでいくにはどうしたらいいのか、考えてみたい。
特集人事(ひとごと)ではない
ダイバーシティ