行き詰った日本を打開するために、今、イノベーションが求められています。
けれども、イノベーションとは偶然や運に左右されるものでもあり、意図的にイノベーションを起こすことには難しさがつきまといます。
そうした中で、人事部門ができることは、プロジェクトや職場、現場を、イノベーションが起きやすい状態にもっていくことです。グローバル化や労働意識の変化などが高まる今、組織をイノベーティブな状態に保つという人事部門への期待はますます強まっていると私たちは考えます。
3月号では、野村総合研究所で社内ベンチャーとして立ち上がった「IDELEA(イデリア)」という事業の運営に関わる石井宏司さんとコラボレーションし、組織はどうしたらイノベーティブになるのかを、5つのポイント(意識・思考・コミュニケーション・チーム・場)で掘り下げていきます。
実際に読者が一歩を踏み出せるような実践的なヒントを提供します。