プロジェクトが人を育てる
企業内の人材教育において高い効果を上げてきたOJT。
しかし、ビジネス環境の激変により、従来の部門内ルーチンワークで行われてきたOJTが時代にそぐわなくなってきたように思える。そこで注視されるのがプロジェクト化の波だ。
仕事がプロジェクト化することにより部門の垣根を越えて人材が集まり、短期間で成果を上げるという仕事環境に変化してきている。
プロジェクト活動では目的やゴールに向けて、メンバーが考え、行動し、完了させる。
実際に仕事を進めていく過程で人を教育していくアクションラーニングの手法をプロジェクト単位で行うことは、先進企業ではすでに行われていることだ。
今号では船川淳志氏が提唱するプロジェクト･ベースド･OJTをキーワードに 21世紀型OJTの現状と今後を探っていく。
