座談会 業務を通じて学ぶオンサイトのアクションラーニング 高い成果と育成を両立させる プロジェクト・ベースド・OJT(P-OJT)

OJTは人材育成の基本とも言える手法ですが、その内容が今大きく変化しています。
かつてのOJTはルーチンワークを学ぶものでしたが、現在はプロジェクトを実際に進める中で、周囲の巻き込みやアウトプットの出し方などを学んでいくプロジェクト・ベースド・OJT(P-OJT)とも言うべき事例が先進的な企業でみられるようになりました。従来のOJTとP-OJT の違いは、前者は時間軸が長く、メンバーの多様性が低いのに対し、後者は時間軸が短く、メンバーの多様性が高いこと。
さらに不確実性が高く、短い期間でプロジェクトの成果を出すことが求められます。
P-OJT は社内にとどまる場合と社外を巻き込むケースがあり、さらに部門内プロジェクト、他部門のメンバーが含まれるクロスファンクショナルチームプロジェクトに分かれます。
また社内で公式に宣言されるものと、インフォーマルなものがあります。
ジェネックスパートナーズとソフトバンクテレコムで、実質的にP-OJT に取り組んでいらっしゃるおふたりとともに考えていきたいと思います。(船川淳志)

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