連載　成長の仕掛け人

SEの現場経験と育児との両立を強みにあらゆる個人の“働きやすさ”を追求する

20年弱SEとして働き、６年前に人事に異動したDEI推進室室長の油田さなえ氏。 現場を知る人事として、また、同社ではまだそれほど数が多くない管理職ワーキングマザーとして、経験に即した制度や仕組みを積極的に導入している。 目指すのは、一人ひとりがもっと働きやすくなる社会。 等身大の働く１人の女性の目線で、自身の存在意義や仕事への想いを語ってくれた。 ［取材・文］＝平林謙治　［写真］＝山下裕之

社員の魅力を高め、“モテる”人財の育成を目指す

日本専売公社を経て設立された、日本たばこ産業株式会社（JT）。早期選抜型の次世代経営人財育成プログラムNLPで有名な同社人事部次長の正路浩平氏は、自身もNLPの選抜者として活躍する一人だ。正路氏に、JTの魅力と同社が目指す人財育成について聞いた。 ［取材・文］＝平林謙治　［写真］＝中山博敬

「越境学習」で組織にイノベーションを起こす

花王の「よきモノづくり」をカスタマーに届ける花王グループカスタマーマーケティング。 「越境学習」の仕掛け人である人財開発部門教育部マネジャーの佐賀幸二郎氏は、自身も越境学習の実践者だ。 佐賀氏に、VUCAの時代の人財育成について聞いた。 ［取材］＝長岡萌以　［文］＝谷口梨花　［写真］＝中山博敬

“お客さま本位”の経営理念を指針として

日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険といったグループ各社を統括する日本郵政。 同社の教育機関「郵政大学校」の研修部長である佐藤透氏は、民営化前は公務員として着実なキャリアを築きながらも、役人然としない人物だ。 「お客さま本位」を考え続けた佐藤氏のキャリアと、同社の改革の要諦を聞いた。 ［取材・文］＝平林謙治　［写真］＝山下裕之

“楽しく働く”チームのためのリーダーシップ

サイボウズはチームワークを向上させるグループウエアのみならず、独自性の高い組織開発で常に注目を集める。 同社の法務出身で人事トップの中根弓佳氏は、 「自由度の高さに組織づくりの魅力を感じる」と話す。 カルチャー改革と挑戦を続けたサイボウズの変遷とも重なる、同氏の軌跡に迫った。 ［取材・文］＝たなべやすこ　［写真］＝中山博敬

すべては「地域のため」人のくらしと想いに寄り添う

自宅に美味しい食材を届ける宅配事業等、人々のくらしに密着した取り組みを展開する地域生協の連合会であるコープデリ生活協同組合連合会。 人事教育 統括部長を務める石井亮氏は、高校卒業後に宅配の現場からキャリアをスタートさせた“たたき上げ”だ。 その誠実な歩みと軌跡を聞いた。