HR(人事・人材開発)に関する、“わかったようでよくわからない”ワード、ありませんか?
そんなワードの意味を「グラフィックレコーディング」風に、5分以内のイラスト動画で説明します!
「チームワーキング」とは、メンバー一人ひとり」が主体的に、ダイナミックに「Working:動いている」チームの状態を示す概念です。
昨今のような、変化の激しい時代に成果を出せるチームのメンバーは、チームやチームワークを「動き、代わり続けるもの」と捉えている傾向があります。
そして、チームで動くための「OS」として、リーダーのみならず、チームメンバーの皆が次の「3つの視点」をもってチームを見つめています。
■3つの視点■
「チーム視点」:チームの全体像を常に捉える視点
「全員リーダー視点」:誰もがリーダーたるべく、当事者意識をもってチーム活動に貢献する視点
「動的視点」:チームを「動き続けるもの、変わり続けるもの」として捉える視点
さらに、チームを動かす「3つのアプリ」として、チームで次の「3つの行動原理」の行動をとれていることが、「チームワーキング」できている状態、ということができます。
■3つの行動原理■
「Goal Holding」:目標を握り続け
「Task Working」:動きながら課題を探し続ける
「Feedbacking」:相互にフィードバックし続ける
常に目指すゴールはどこか、実現したいことは何かを全員で確認し合い、目標を握り続ける。
動きながら「解くべき課題」は何なのか、探究し続け、仮説検証と実践を繰り返していく。
チームの状態・行動・成果について、耳の痛いことや感じていることを含めて相互に伝え合い続ける。
どの行動原理も決して簡単ではありませんが、これをし続けることができるチームが成果を手にする、ということです。
書籍『チームワーキング』には、以上の根拠について研究結果が記載されています。また、この3つの行動原理について、ミニケースを解くことで学ぶことができます。
参考文献:
『チームワーキング』中原淳・田中聡著(JMAM)
<もっと知りたい方へ解説>
ぜひ下記アーカイブ記事もご参照ください。
中原淳教授のGood Teamのつくり方 第17回(最終回)
「チームワーキング:ニッポンのチームを アップデートせよ!」Webセミナーレポート
神奈川県小田原市出身。小売業での販売、店舗企画に従事した後、情報サービス企業の障害者特例子会社で総務、広報、人材開発に携わる。会社員の傍ら大学院に進学、修了後は様々な対話型ワークショップを企画、運営。2013年福岡へ。グラフィックレコーディングを広めることをライフワークに活動中。
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