J.H.倶楽部

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Learning Design 2022年01月刊

気づきのトピックス 特別鼎談企画|松田雄馬氏×野中郁次郎氏×浅岡伴夫氏 本質の見えにくい時代にこそ“知的コンバット”で意味の追求を

データ分析だけでビジネスの本質(暗黙知)をつかみ成長につなげることはできるのか―。
DX万能神話が広がる時代に警鐘を鳴らすのは、知識創造理論を説いた世界的経営学者で一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏だ。
組織が知識創造の源泉となるために不可欠なのは徹底した対話(知的コンバット)を通じた、意味の模索だという。
人工知能の研究者・松田雄馬氏、先端技術アナリスト・浅岡伴夫氏とともに、これからの組織の在り方を語る。(文中敬称略)

プロフィール

野中 郁次郎(のなか いくじろう)氏
1935年東京都生まれ。
経営学者。
一橋大学名誉教授、カリフォルニア大学バークレー校特別名誉教授、日本学士院会員。
早稲田大学政治経済学部を卒業。富士電機製造(現富士電機)を経て、米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院博士課程修了。
82年に一橋大学産業経済研究所教授。
「SECIモデル」などの理論を世界に広めた。
『知識創造企業』『ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル』(ともに東洋経済新報社)など著書多数。




松田雄馬(まつだ ゆうま)氏
1982年徳島県生まれ。
オンギガンツ代表取締役、一橋大学大学院講師(非常勤)。京都大学大学院修了後、NEC中央研究所にてオープンイノベーシ ョンを推進。
MITメディアラボ、ハチソンテレコム香港、東京大学との共同研究を経て、東北大学との脳型コンピュータプロジェクトを立ち上げ、博士号(工学)を取得した後、独立。アイキュベータ(現オンギガンツ)を共同設立。
『人工知能に未来を託せますか?――誕生と変遷から考える』(岩波書店)など著書多数。






浅岡伴夫(あさおか ともお)氏
1952年富山県生まれ。
慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。
先端技術アナリスト、科学コミュニケーター、経営戦略&事業アドバイザー、国際産学連携プランナー・コーディネーター。
聖徳大学特命教授、JMAM通信教育コ ース講師。
『日本発・世界標準の「新世代One to One & CRM」』(共著/五月書房)、『CRMからCREへ One to One戦略を支える実践手法』(共著/JMAM)など著書多数。