
人事の堅苦しいイメージを払拭し「なにか面白そう」な人事へ
大手製薬会社のエーザイは近年、人的資本経営の一環で人事部門と従業員間のコミュニケーションデザインに力を入れる。人事部門の積極的な発信により、守りから攻めの人事へ変革する立役者が、グローバル HR 戦略企画部で戦略グループ長を担った三瓶悠希氏だ。今春からピープル&コミュニケーション戦略部長として、取り組みを加速させる三瓶氏の活躍の源泉に迫った。 [取材・文]=たなべ やすこ [写真]=中山博敬
企業で奮闘する実務家たちのキャリアの遍歴、人材開発にかける想いとは?
大手製薬会社のエーザイは近年、人的資本経営の一環で人事部門と従業員間のコミュニケーションデザインに力を入れる。人事部門の積極的な発信により、守りから攻めの人事へ変革する立役者が、グローバル HR 戦略企画部で戦略グループ長を担った三瓶悠希氏だ。今春からピープル&コミュニケーション戦略部長として、取り組みを加速させる三瓶氏の活躍の源泉に迫った。 [取材・文]=たなべ やすこ [写真]=中山博敬
日本を代表するセレクトショップであるユナイテッドアローズ。アパレル業界はコロナ禍のダメージを受けたが、2025年3月期の売り上げは1,509億円(連結)で、コロナ禍前の水準にほぼ回復した。人事を統括するCHRO山崎万里子氏は、新卒2期目に入社した生え抜きで、人事領域に異動したのは入社22年目。それまでは人事に関心はなく、「粛清人事だと思った」と笑う。山崎氏は人事の役割をどのように捉え、自身の価値を発揮してきたのか、話を聞いた。 [取材・文]=村上 敬 [写真]=中山博敬
2025年3月期第3四半期は、四半期、累計とも過去最高の売上高・営業利益を更新したカルビー。好調な業績を支える経営基盤の1つが、「多様性を尊重した『全員活躍』の推進」を掲げて進められている人事制度だ。現在はその見直しに着手し、従業員一人ひとりが新しいことや難しいことに挑戦することを高く評価する制度へと進化させようとしている。このプロジェクトを率いるのが人財戦略部部長の流郷紀子氏だ。複数の会社で人事制度改革に携わってきたプロフェッショナルの足跡をたどる。 [取材・文]=村上 敬 [写真]=山下裕之
日本を代表する総合重工業グループとして、170年余りの歴史を有する IHI。 現在、持続的な高成長を実現する企業へ飛躍するべく、変革をリードする “グローバルで活躍する経営・専門人財 ”の育成獲得を目指す取り組みを進めている。 その中心的役割を果たすのが「IHIアカデミー」だ。初代アカデミー長を務める関 健治氏は、人事畑を中心にキャリアを積み重ねてきたが、入社時は人事部門への配属は不本意だったと語る。 そんな関氏が実感した人事の重要性と、キャリア変遷について伺った。 [取材・文]=本間 幹 [写真]=山下裕之
1610年(慶長15年)創業のスーパーゼネコンである竹中工務店。 ジョブ型人事制度への転換を進める同社において、制度の浸透・拡大を進めるのが、人材開発部長を務める鴻巣忠司氏である。 「アジアの発展に貢献したい」という動機で入社した鴻巣氏が、なぜ人事畑を歩むことになったのか。 キャリアの変遷をたどる。 [取材・文]=本間 幹 [写真]=中山博敬
イオングループのGMS(総合スーパー)事業の中核を担い、「イオン」「イオンスタイル」などを展開するイオンリテール。 同社の人材育成のリーダーである吉田元氏は、多様な現場経験を積み、常に人のやる気や思いを引き出しながら仕事を成し遂げてきた仕掛け人だ。 吉田氏の主導で、同社はAIやVRなどユニークな社員教育も展開している。 「やりたいことをやる」ことを大切にし、社員にも叶えてほしいと語る吉田氏のキャリア変遷とは――。 [取材・文]=平林謙治 [写真]=中山博敬