50代以上のビジネスパーソンに聞く!「仕事やキャリアに関するアンケート調査」
【調査概要】50代以上のビジネスパーソン756人を対象に2024年5月インターネットによるアンケート調査を実施。
〈年齢〉50~54歳:286人、55~59歳:285人、60~65歳:185人〈従業員〉500人未満の企業に所属:468人、500人以上1,000人未満の企業に所属:81人、1,000人以上の企業に所属:207人
95%以上がモチベーションダウン
50代以上の社員756名に行った、「仕事やキャリアに関するアンケート調査」。まず、キャリアのなかでモチベーションが一番高い時期を「5」とした際の現在のモチベーションについて聞いてみると、95%以上が「4以下」だと回答(図1)。つまり、50代以上の社員の大半が、一時期に比べて現在のモチベーションが下がっていることが明らかになった。なかでも全体の約37%は「2以下」を選択、かなり意欲が低下した状態で仕事をしていることがわかる。
では、モチベーションが下がった理由は何なのか聞いてみると、50~54歳でもっとも多かったのは、「業務量が多すぎる」こと(31.5%、図2)。55~59歳では「求められる役割が変わった」こと(28.4%)、60~65歳では、「給与が下がった」こと(36.8%)がもっとも多い回答となった。
ちなみに、この「求められる役割」について「50代になる前と後で変化したと感じますか」という質問に対しては、約半数が「変化している」「まあ変化している」と回答。その役割に「納得していますか」という質問には、8割弱が「納得している」「まあ納得している」と回答している。自身の役割に納得し、受け入れてはいるものの、役割の変化がモチベーションダウンの一因になっている側面もあるということだろう。