HEALTH お悩み解決健康法 睡眠で休み明けの生活リズムを整える 脇神 亜希子氏 医療法人社団同友会産業保健本部所属 保健師
人材開発担当者にご紹介したいエンタメ情報です。
仕事の合間の息抜きにぜひ!
2019年を迎え、仕事が始まっても、なかなか休みボケから抜け出せないという人はいるだろう。そんな人は、普段以上にしっかりした睡眠を心がけ、心身を整え、早く普段のペースに戻したいところだ。そこで今回は、睡眠について考えたい。
睡眠には「記憶」(脳内情報を整理し、必要な記憶を定着させる)、「成長」(細胞を修復したり骨や筋肉を強くする)、「心身の疲労回復」という主に3つの効果がある。また、良質な睡眠がとれていないと血圧や血糖値が上がりやすくなるなど、メタボや生活習慣病のリスクが高まる。
では、良質な睡眠をとるにはどうしたらいいのか。まずは体内時計を整えることが大切。人間の体内時計は1日24.8時間といわれているが、睡眠によって24時間に調整されている。起床後しっかり朝日を浴びると、そこから15~16時間後に眠気を促すメラトニンが分泌されるので、朝日を浴びること、そして、起床や就寝時間を毎日一定にして、リズムを整えることが大切だ。仕事が不規則な人は、コンビニなど明るい照明も朝日代わりになる。逆に、夜勤後などは、覚醒モードにしないためにサングラスをかけるという方法もある。