第5回 外国人労働者&移民問題のYes、No
気になるテーマを気になるあの人はどう考える? オピニオンリーダーたちの意見をご紹介します!
今回のテーマ外国人労働者&移民問題のYes、No
4月から施行される改正入管法により賛否両論が渦巻くなか外国人労働者の受け入れが拡大されます。新しい働き手の登場をどう受け止めればいいのでしょうか。
01 社会の構成員として迎共生社会をつくるべき
今回の入管法改正が「移民政策」かどう論争となった。受け入れた外国人を「移民」呼ぶ、呼ばないにかかわらず、外国人労働者受け入れを成功させる鍵は、外国人を社会構成員として受け入れ、共生社会づくりを進る政策だ。多文化共生社会基本法の制定や当組織の設置に加え、成人や児童生徒の日語教育の体制整備、医療通訳制度の確立、生の意識づくりや差別禁止法制の整備、地の共生活動への財政支援などが必要だ。
山脇啓造 氏
明治大学
国際日本学部
教授