J.H.倶楽部

無断転載ならびに複製を禁じます。なお内容は取材・掲載当時の情報です。

月刊 人材教育 2012年05月号

人材教育最前線 プロフェッショナル編 職業人生の幅を広げる山や川を意図的につくるのが人事の仕事

試薬や化成品、臨床検査薬のメーカーとして、高い技術力で信頼を築いてきた和光純薬工業。こうした確実に安全性を確保しなければならない製品を扱う組織では、どうしても保守的な風土が醸成されやすいといえる。同社の総務人事部課長の山根聡氏は、社員の挑戦する意欲を引き出すために、平坦な道にあえて障害物を置くことも人事部門の役割だと説く。30年近い経験を持つ人事部門の専門家として、自分で考え、自分で行動できる社員が育つ環境づくりに情熱を注いでいる。

残り:2,946文字

/

全文:3,928文字

記事の続きはご入会後、
お読みいただけます。

プロフィール

山根 聡 (Satoru Yamane)氏
1984年に入社後、総務部人事課に配属。以降、人事一般事務から採用、人事関係規定類の整備、人事諸制度の企画導入、研修企画業務等、広く人事・人材開発の業務に携わる。保有資格はCDA、キャリア・コンサルタント技能士、NLPマスタープラクティショナー等。

和光純薬工業
1922年(大正11年)、武田長兵衞商店(現・武田薬品工業)の化学薬品部門を分離し、武田化学薬品として設立した総合試薬メーカー。試薬、化成品ならびに臨床検査薬の製造・販売を行う。「研究開発型企業」「顧客から信頼される企業」を経営方針に、グローバル企業としての発展を推し進める。
資本金:23億3956万円、売上高:747億9000万円(2010年度)、従業員数:1420名

取材・文/赤堀たか子、写真/本誌編集部