特集1 働く構えをつくる新人育成
毎年、「自動ブレーキ型」※1や安定志向※2など、何かしら、新入社員や若手の傾向について報道や調査報告が行われる。そうした、毎年何らかの特徴的傾向はありながらも、新入社員や若手社員の育成について、いつの時代も重要なこととは、社会人人生の最初の時期に、“今後働いていくうえでの心構え”をいかに育むのか、ということではないだろうか。
それさえあれば、どんなに環境が変化しても、対応していく自己をつくることができるからだ。
本特集では、“働く構えをつくる”ことの重要性と、その育み方について、オピニオンの知見と先進事例から紹介する。
※1 平成26年度新入社員の特徴(日本生産性本部)
※2 2014年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」(日本能率協会)など