視点―サービス業の人材教育 “接客力”をいかに育てるか

最近、「接客力」に目を向ける経営者が増えてきた。3年ほど前になるが、セブン&アイ・ホールディングスを率いる鈴木敏文会長は「接客力の復権」をいい、ヤマダ電機の山田昇社長は「接客日本一へのチャレンジ」を宣言した。
日本を代表する流通業のトップ2人が、期せずして「接客力」を意識したのはなぜなのか。それは、ひとえに会社成長の過程で、接客に関するクレームが増えてきたからに他ならない。
当時、両社ともにクレームの30%程度が接客に関連するものだったと聞く。それだけに、接客に目を向けざるを得なかったのだ。このままの接客レベルでは、「将来は危うい」との危機意識がそこにはあったと思える。
サービス産業において、一流と二流の差は、「接客の質」の差によって決まる時代になったといってもいいだろう。では、どうすれば接客力を高めることができるのか。接客の評価が高い企業を例に検証してみたい。

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