連載 脱カタカナ語!! 日本語による人材開発⑫ 最終回 今月のキーワード▶ 自社語辞典の編纂を
組織構成員の多国籍化、多世代化などの多様化が進み、一層多価値化が進行する中、なぜ脱カタカナ語なのか?
連載最終回にあたり、改めて考えてみたい。そして、自社の重要用語の意味、表現する考え方を示す自社語辞典の編纂を提案する。
社内における言語の共通化が
相互理解と共感を生む
改めて考える脱カタカナ語
早いもので12 回にわたった連載も最終回である。改めて脱カタカナ語の意義を考え、結びに代えたい。
カタカナ語には、便利さ、新鮮さがあり、さらにカッコ良さ抜群である。戦後、日本における世界の知識の吸収や、文化の世界化に果たしたカタカナ語の役割は高く評価できよう。