連載 海外HRD 事情 第11 回アメリカ発 研修成果に対する評価で教育への投資効果を測る
一般化する教育効果測定
アメリカでは、研修が企業の成功に貢献しているかを明確にするため、効果測定を行う企業が増えた。この5年間で、測定知識や技術は研修担当者の必須スキルといわれるようになったほどである。
経営トップも教育への投資効果に興味を持ち、管理者も社員が研修を受けることで自部門にどんなメリットが生じるのかを真剣に考えるようになった。
手法としては、多くの企業がカークパトリックの4段階評価モデルを活用しているが、最近は以下のフィリップスの5段階ROI モデルに基づいたレベル5の評価を実施するのがトレンドとなっている。