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「外国人の活用好事例集」発表 外国人と協働するための要諦を紹介
●厚生労働省
厚生労働省は、2017年4月、「外国人労働者の活用事例に関する実態把握事業」を実施し、「外国人の活用好事例集~外国人と上手く協働していくために~」を作成したことを発表した。事例集をまとめるにあたって、外国人を雇用している企業約50社を対象とした雇用管理等に関するヒアリング調査を実施。有識者で構成された研究会で調査結果の分析を行い、好事例となる取組内容を取りまとめた。
事例から得た外国人と協働するための要諦は、次の通り。
・外国人にとっても魅力的な就労環境を整備し、自社が求める人物像を事前にはっきりとさせたうえで、効果的な募集・採用経路を選択する
・「言語」「能力開発」「メンタルサポート」「安全衛生」「宗教・文化」などについて、ボーダレスな職場環境をめざす
・日本での生活を開始する外国人社員は、言葉の壁などから、さまざまな困難に直面する。外国人社員が生活者として自立できるよう積極的にサポートする
なお、事例集は下記アドレスからダウンロードできる。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000160961.html
問い合わせ
厚生労働省職業安定局派遣・有期労働対策部外国人雇用対策課
TEL:03-3502-6273
Research
アジア人女性リーダーに、世界で活躍することに対しての意識調査を実施 人種、性別の壁に加え、本社の育成意欲の不足を実感
●ハイドリック・アンド・ストラグルズ
ハイドリック・アンド・ストラグルズは、ヨーロッパ、アメリカ系企業に勤務するアジア人女性リーダー138名を対象に、世界で活躍することに対しての意識調査を実施し、2017年3月に結果を発表した。概要は以下の通り。