CASE 3 織彦 アナログな職人技を後世に残すために デジタルで形式知にして次代に託す 西陣織の技と知恵

職人技が脈々と受け継がれる伝統工芸の世界。
「技は見て盗め」といわれるように、技術継承はアナログな手法に頼ってきた。
だが西陣織の製造卸を営む織彦では、1989年ごろからデジタル化に着手。
トレーサビリティ(生産加工経路情報)システムの導入で技術・材料・品質等の詳細な情報を管理・公開している。
その原点は、暗黙知の伝統技術を形式知化し、後世に伝えたいという思いだった。

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