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Research
働き方に関する調査結果発表働き方変革で4割超が「私生活との両立のしやすさ」実感
●NTTデータ経営研究所
NTTデータ経営研究所は、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが提供する「NTTコム リサーチ」登録モニターに対し「働き方に関する調査」を実施し、2016 年5月に結果を発表した。対象は従業員規模10 名以上の企業の経営者、役員を含む正社員で、有効回答数は1157 人である。
● 働き方変革への取り組み
「働き方変革」に取り組んでいる企業は昨年度の調査に比べて約1 割増加し、全体の32.1% だった(図1)。働き方変革に取り組んでいる企業の従業員の約半数(48.6%)が「休暇が取得しやすくなっている」ことを実感し、4 割を超える人(43.4%)が家庭との両立が容易になっていると感じていることが分かった。
● 生産性が上がる時間帯
半数以上(53.6%)が「9:00 ~ 12:00」を最も生産性が上がる時間帯だと回答。生産性の上がる時間帯に、いつも必要な時間が確保できている人は2 割を下回り(17.8%)、ある程度確保できている人は約6 割(58.5%)となった。必要な時間を確保できない理由としては、回答者の51.5% が「電話やメールへの対応」を挙げ、49.7% が「余計な仕事を依頼されることが多く、本来の仕事に集中できない」ことを挙げている。