ID designer Yoshikoが行く 第98回 ATD2015で発見! ICTとおばあさんの知恵
抜けるような青空に、肌を焼く強烈な日差し。青葉繁れる大地には大小の湖がキラキラと輝いて、時折うたうような水鳥の声が響く。
ここはフロリダ、オーランド。ホテルのラウンジは、ウォルト・ディズニー・ワールドかユニバーサル・スタジオ、あるいはゴルフを楽しもうと、バカンス気分の家族連れで溢れている。
どちらを向いてもファンタジーな雰囲気で、ついつられてミッキーのカチューシャをつけて鏡をのぞきこんでしまったが、これから向かうのは巨大なコンベンション・センター。70 年目にしてASTDから組織名を変更したATD(タレント開発協会)が、毎年5月に開催する、国際会議と展示会である。
多様性を実感できる会場
「研修開発」から「才能の発見と育成」へ、組織のブランド・コンセプトが大きく変化した今年、さて、何がどう変わるのかと、興味津々なのは、私だけではないはずだ。
オフィシャルサイトを見る限り、スケジュールや講演者のラインナップ、セッションの構成などは、大きく変わってはいないし、会場のレイアウトも例年通り。しかし実際に会場に来てみると、何かが違う。
では、ここで問題です!
今年の会場風景で目についたのは次のうちどれでしょう?
1. 参加者が持つスポンサーバッグのデザインとカラーが変わった
2. 海外からの参加者の構成とファッションが変わった