ID designer Yoshikoが行く 第67回 ガーナの未来に貢献する日本の教育ノウハウ
ガーナから来たドラといいます
アゴー(こんにちは)、ドラです! ガーナの公務員研修所(CivilService Training Centre)の校長、してます。日本の人事院に当たるガーナ人事委員会(Offi ce ofthe Head of the Civil Service)の傘下にある3つの公務員研修所の1つのトップ、なんです。国の将来を背負う公務員の育成を任されているわけですから責任重大。自分でいうのもなんですが、結構偉いんです、私(笑)。
えっ? 女性なのに、すごい?
ガーナでは官公庁や企業の重要なポジションで、リーダーとして活躍している女性、珍しくないですよ。日本じゃ、珍しいんですか? あら、ま、それは意外だわ。
日本に来たのは、初めて。目的は、日本の公務員の研修制度や、民間企業の人材育成を研究するため。人事院公務員研修所から関西の自治体の職員研修所、企業の教育研究所まで、見学スケジュールはびっしり。中でも楽しみなのが、インストラクショナルデザイナーYoshikoのレクチャーなの。去年はテレビ会議で研修の開発プロセスの講義をしてもらったのだけど、実際に会うのは初めてよ。
今回、一緒に来たのは、ガーナ人事委員会のチーフ・ディレクターのフセイニさんと、雇用・研修開発局のパトリシアさん、そして私が管理する公務員研修所の財務会計部のダニエルさん、管理部のエリックさん、研修部のフォスターさんの総勢6 名。日本語でいうと肉食系っていうのかしら? みんな、何にでも猪突猛進でアプローチするタイプなのね。
パトリシアさんと私は、自由時間にコンビニやファストファッションのお店を覗くのが楽しみだけど、男子組はカラオケ、イザカヤが大好き。ガーナにはカラオケがないから、新規ビジネスの調査だっていってますけど(笑)。