第2回 男性の育児休業 藤原英理氏 あおば社会保険労務士法人 代表
働く人の価値観の多様化から「働き方」も変化し、現場の管理職の悩みも“イマドキ”なものになってきています。
そんなイマドキな悩みの解決方法を、社労士の藤原先生が紹介します。
第2回 男性の育児休業
若手社員の奥さんがもうすぐ出産を迎える。出産後は育児をサポートしたいということで、会社の育児休業制度について質問された。当社では女性の育休は一般的だが、男性が育児のために会社を休んだ例は過去になく、また法律についてもよくわからない。どう対応すればいいのだろう。
男性の育児参加率
国は、2020 年に男性の育休取得率を13%にするという目標を掲げています。北欧などでは、男性の育休取得率が9割を超える国もあります。日本では、まだ男性の育児休業が広まっているとは言えませんが、イクメンといった言葉も出てきているように、男性の育児参加が増えていくのは時代の流れでしょう。