How do you write? 書き散らしていませんか?
ブログやTwitterが普及し、文字を書く機会は日々増えているように見える。
まさに「一億総表現者」といえる状況だ。しかし一方で、この状況を危惧する声も多い。
私たちの“文章生活”に今、何が起きているのか。
書くことが身近になった一億総表現者時代
前のページのクイズは迷わず書けただろうか。意外と悩む問題もあっただろう。ふとしたことで「意外と書けない自分」を発見し、慌てる……そんな経験は、誰でも1回や2回はあるのではないだろうか。
しかし「書く」機会が減っているのかというとそうでもない。むしろ携帯端末機器やブログが一般化したことで、書く機会は増えている。特に2008年4月に日本語版のTwitterサービスが開始されて以降、この傾向は加速した。
Twitterはご存知のように、140文字以下で書くミニ・ブログである。その手軽さが受けて、今年3月には利用者数が750万人を突破した※。今日、インターネットのヘビーユーザー層である20代、30代にとって、文章を書くという行為は身近なものなのだ。