人材教育最前線 プロフェッショナル編 「ビジネス力」と「人間力」を現場感のある施策で育む

「人材育成の仕事は開発や営業と違い、表舞台で脚光は浴びない。ただ学んでいった人たちが活躍してくれればいい。育成部門の役割とはそういうもの」と語るのは、クリナップ 人事部 人材育成担当部長の国井清史氏である。クリナップは2009年に創業60周年を迎え、企業理念の刷新と共に教育制度の再構築に着手。国井氏は体系づくりの中核を担い、さらに自ら先頭に立ち運用を軌道に乗せてきた。「最後は人を育てて、会社に恩返しをしたい」。そこには、自身の経験と知識を形にした育成の仕組みとこだわりがある。

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