論壇 「模倣改良産業国家」からの脱却 ̶社会構成主義による人材育成の可能性̶

ものづくりは日本の得意分野だが、実は日本企業がコンセプトをゼロから考えつくり出したものは数少ない。多くは欧米の模倣改良だった。だが環境変化が速くなった今、そうした「模倣改良産業」は通用しなくなってきた。そこで必要になるのが、「社会構成主義」の考え方である。これは、変化する世界に合わせるのではなく、自らがまず世界をイメージし、構築していくという考え方である。

残り:3,981文字

/

全文:5,308文字

この記事は会員限定です。
無料会員登録すると、
続きをお読みいただけます。
2,500本以上の人事・
人材開発専門記事が読める!
無料で読み放題 会員登録する
会員の方 ログイン
TOPに戻る