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「2011年度 新入社員 春の意識調査」海外勤務のチャンスがあれば、「応じたい」54.3%
●日本生産性本部
日本生産性本部は、2011 年度入社の新入社員を対象にしたアンケート調査を実施した。有効回答数は2185 通で、有効回答率は97.4% だった。「海外勤務のチャンスがあれば、応じたい」という問いに対し「そう思う」(54.3%)、「そう思わない」(45.7%)となり、海外勤務に対して前向きな見方をしている新入社員が多いことがわかった。また「そう思う」という回答を男女別で見ると、女性(57.9%)が男性(52.8%)を上回り、従業員別では299 人以下の企業(60.3%)が300 人以上の企業(53.3%)を上回る結果となった。「 自分には仕事を通じてかなえたい「夢」がある」という問いに対し、「そう思う」と答えた女性の割合が過去最高の73.4%にのぼり、男性の70.5%を上回った。その他、「あなたは1つの会社に、最低でもどのくらい勤めるべきだと思いますか」という問いに対し「4 年~ 5 年」(28.7%)と「6 年以上」(26.3%)とする回答がそれぞれ過去最高となり、合計で過半数以上の55.0%を占めた。
その他、二者択一でマニュアルに書かれていないことはできるだけ工夫するかどうかを尋ねたところ、「できるだけ自分で工夫してみる」が5 年連続で上昇し、過去最高の37.3%を占めた。また、ビジネス上有益な情報を入手した際に周囲に積極的に提供する、とする回答が過去最高の76.0%となった他、担当したい仕事に関する設問では「職場の先輩や他の部門とチームを組んで、成果を分かち合える仕事」を希望する回答が過去最高の85.1%に達した。
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