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Investigation「世界で最も賞賛される企業2013」調査自動車部門でトヨタ自動車が首位に返り咲き●ヘイグループ
ヘイグループは、米国ビジネス誌「フォーチュン」と共同で「世界で最も賞賛される企業」の調査を実施した。同調査は1997年から毎年行われているもので、今回、米国で3月に公開された2013年版の結果を受けて日本企業の動向を公表したもの。それによると、全業種対象のランキングでは、2012年に続いてアップルが高い評価でナンバー1を維持し、続いてグーグル、アマゾンの順となった。日本企業は、自動車部門でトヨタ自動車が世界首位に返り咲き、本田技研工業が4位、日産自動車が8位と、ドイツ勢、アメリカ勢を抑えて上位を占めている。エレクトロニクスの分野では、ソニーとシャープが10位以内にランクイン。11位以降も順に、日立製作所、三菱電機、住友電気工業、東芝、パナソニックと日本企業が選ばれた。また、産業・農業機器の分野では、小松製作所、三菱重工業、川崎重工業が選ばれている。この調査は、対象企業に選出された企業の役員に、同業他社および業界を超えた賞賛すべき企業に対して評価・推薦をする形で行われる。評価項目は「有能人材を惹きつけ、維持する能力」、「マネジメントの質」、「社会と環境に対する社会的責任」などの9項目。今回は世界の有力企業687社を選出、その経営幹部や証券アナリストなど約1万5,000人にアンケートを実施し、3,800人の回答を得た。
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