J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2012年01月号

2012年も不安定な社会情勢続く中国進出に必要な寛容と割り切り

中国に進出した日本企業が、反日デモで槍玉にあげられ、労働者ストライキで真っ先に攻められる――。
これが日本人が抱く中国のイメージかもしれない。だが、そうした風景は、広大な中国における一面に過ぎない。
日本企業が中国の人々と信頼関係を築き、円滑な企業活動を行うためには、
偏見やマイナスの印象を取り払って正面から中国と向き合い、理解を深めることが不可欠だ。
本稿では、中国で「加藤現象」との言葉が使われるほど、今や「中国で最も有名な日本人」と称され、
8年にわたり内側から中国を見つめてきた加藤嘉一氏に、
中国とはどのような国なのか、日本企業は中国でビジネス展開するうえで何を覚悟すべきなのか、
そして2012年、中国はどこに向かうのかを聞いた。

残り:3,933文字

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全文:4,916文字

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プロフィール

加藤嘉一(かとう・よしかず)氏
1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。北京大学在学中の2005年、香港フェニックスTVにて反日デモについてコメント。以降メディアからのオファーが殺到。年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書く。2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」受賞。日中で著書多数。近著に『われ日本海の橋とならん』(ダイヤモンド社)。

取材・文・写真/山本修三