社労士に聞く“職場あるある” 管理職のもやもや解決 第4回 「SNS社員!」
円滑な職場運営は管理職の重要任務の1つ。けれども、さまざまな人が集う職場では日々問題が起こります。中には、手を出しにくいデリケートな問題も。かといって、放っておくと大事に発展することもあります。どうすべきか、もやもやと悩んでしまう管理職も多いことでしょう。ここでは、社労士のところによく持ち込まれる管理職の悩みをピックアップ。人事にも把握しておいてほしい、解決方法を紹介していきます
今月のお悩みSNS社員!
職場の若手(Cさん・男)は、就業中にTwitterやFacebookをしている様子。顧客のことを知るためや、新しい情報を仕入れるためということで、Cさんが出す企画書にも時々、SNSで得たネタが入っているので、仕事にも役立てているのは確かだが、友だちとのやり取りもしているようだ。年齢が高いメンバーからは、「遊んでいるのではないか」という視線を感じるが、どう注意したらいいのか?
放っておいて、考えられる問題は…?
問題は大きく分けて2つあります。1つは業務時間の使い方であり、もう1つは情報漏洩等のリスクです。