J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2014年07月号

巻頭インタビュー 私の人材教育論 くまモンを大きく育てた怒らないリーダーシップ

今や押しも押されもせぬアイドルスター、くまモン。
人気の秘密は赤いほっぺの愛らしいルックスと、「利用料無料」という巧みな仕掛けだ。
1200億円以上の経済効果を生んだだけでなく、実は組織改革上も重要な役割を果たしているという。
その立役者は、蒲島郁夫知事だ。
高校卒業後に単身、渡米し、農業研修生などを経てハーバード大学大学院へ。
さらに元・東京大学教授という、異色の経歴を持つ知事は、くまモンと共に、どのように組織を、人を変えていったのか。

残り:4,150文字

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全文:5,533文字

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プロフィール

蒲島 郁夫(Ikuo Kabashima)氏
生年月日 1947年1月28日
出身校 ハーバード大学大学院 政治経済・行政学専攻 博士課程修了
主な経歴
1965年 熊本県立鹿本高等学校卒業
1965年 稲田村農業協同組合勤務
1968年 アメリカ合衆国渡航(農業研修生)
1974年 ネブラスカ大学農学部卒
1979年 ハーバード大学大学院政治経済・行政学専攻博士課程修了
1991年 筑波大学社会工学系教授
1997年 東京大学大学院法学政治学研究科 教授
2008年 東京大学辞職
2008年 熊本県知事
2008年 東京大学名誉教授
現在に至る

熊本県庁
廃藩置県後、変遷を経て1876年に現在の熊本県が誕生。くまモンは蒲島知事就任後の2010年3月、九州新幹線全線開業へ向け、県の認知度アップを図るキャラクターとして誕生した。庁内では「くまもとブランド推進課」の新設をはじめ、女性職員の登用などさまざまな組織改革が進んでいる。県職員数:4212名(2014年4月現在。教育・警察・公営企業等除く)。

インタビュー・文/西川 敦子 写真/浦川 祐史