連載 知的な毎日が人生を変える [第7回] 「知の資産」リストを作成しよう
![連載 知的な毎日が人生を変える [第7回]
「知の資産」リストを作成しよう](/wp-content/uploads/temp_image/5336/1551656899.png)
1. 「知の資産」とは
だれにでも「知の資産」はある。ところが、そのことに気づいていないケースが多い。気づいていないから、磨かれてもいない。もったいない話ではないか。今回は「知の資産」について考えてみたい。
この原稿は、ブラインドタッチで書いている。外資系会社に人つたから身についた「知の資産」だと思う。あなたには、どんな「知の資産」があるだろうか。まずは、その虫干しから始めたい。
「知の資産」だと思われるものを、何でも自由に書き出してほしい。私の例を示すと、次の通りとなる。カッコ内は、この連載への活用度合いを示す。
◇山本藤光「知の資産リスト」
・経歴資産: 標茶高校卒業(× )、MRから支店長までの営業経験(△)、SE プロジェクト(△ )、ホームページの運営(○)、たった1人の力で会社を創設(○)
・知的資産:豊富な読書量(○ )、ナレッジマネジメントの知識(○)、日本昔話の研究(○ )
・人的資産: KEN 研メンバー(○ )、財団法人北海道学生後援会のOBたち(△)、出版や講演を通じてのメール仲間(○)
・技能資産:ブラインドタッチ入力(○ )、文章を書くスキル(○ )、感性を磨く文章教室のノウハウ(○)
MR とは医薬情報担当者のことで、製薬企業の営業担当者くらいに理解していただきたい。 KEN 研は異業種交流会のことで、多くの有名企業の社員が手弁当で参加している研究会である。私か主宰している。