連載 人事制度解体新書 【第8回】 しまむら パート社員に任せ、信用する。 だから自律と生産性、効率性が実現できる

景気に左右されやすい流通業界にあって、“増収増益基調”が崩れず、安定した成長力を誇っている企業がある。「しまむら」がそれだ。徹底した効率化によって、高い生産性を上げているのはよく知られているが、これも独自の仕組みとシステムをつくり上げ、自律的な店舗運営ができているからにほかならない。そして、その店舗の中心を成し、「しまむら」の屋台骨を背負っているのが「M社員」と呼ばれる主婦を中心としたパートタイマーだ。なぜ、彼女たちは高い「成果」を出し続けることができるのか? 人事部部長の久保田政利氏に、「M社員」活用のノウハウを伺った。

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