連載 起業するイノベー一ターたち [第12回] 橋梁の長寿命化をテーマに 産業ルネサンスを提唱

中小・ベンチャー企業の創業者、後継者の実話から変革への要点を探る

ビーエムシーは、「建設ラッシュの時代は過ぎた。今後、ニーズが高まるのは、補修・メンテナンス事業に違いない」と考えた元国鉄・JR 総合技術研究所の技術者だった阿部允社長が、初心を貫くために、スピンオフして設立した企業である。ビジネステーマは橋梁を中心とする構造物の長寿命化であり、鉄道橋梁で培ったメンテナンス技術を市場規模の大きい道路橋梁に転用し、コンサルティングサービスを行うことにある。

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