連載 調査データファイル 雇用・人事システムの構造改革 第37回 65 歳雇用延長の実現に向けて④

60歳以降の雇用延長を実施する場合、高齢者の賃金制度を見直す必要がある。これまでの属人的要素の強い「人基準」に代わり、仕事の内容とその成果に連動する「仕事基準」による賃金制度に移行すれば、賃金コストの面から見ても経済合理性を損なうことがない。「仕事基準」の賃金制度を構築する際に参考となるのが、外部労働市場の職種別賃金だ。

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