連載 人材と組織の強みを活かすAl 第7回 AI 実践のプロセス ー Destiny

「自分たちが変わるためには、どうすればよいのだろうか?」
「私たちは、ここからどこへ向かっていくのだろう?」
「これから、どのような行動に起こしていくのか?」
「次に、何か起きるのだろうか?」

前回までは、AI の4D サイクルのうち、Discover 、Dream 、Design の3つのステップを紹介してきた。1番目の「Discover 」では、人や組織に内在するポジティブ・コア(本来の良さや、ポジティブさの核心)を、インタビューで探求し、互いに共有し合う。2 番目の「Dream 」では、組織の存在意義や本来の目的を、グループ・ディスカッションで探り、個々人の夢と合わせ、語り合っていく。3番目の「Design 」では、Dream で抽出された理想の姿を実現させるために、実際に取り組んでいくための具体的な内容を表現した活動提言(Provocative Proposition) をつくる。という一連の流れを、説明してきた。今回は3つのステップに引き続き、ビジョンや行動内容を行動に移し、実現を図る「Destiny 」のフェイスについて説明していこう。

残り:2,767文字

/

全文:3,689文字

この記事は会員限定です。
無料会員登録すると、
続きをお読みいただけます。
2,500本以上の人事・
人材開発専門記事が読める!
無料で読み放題 会員登録する
会員の方 ログイン
TOPに戻る