ケース3 大日本印刷 マイスター制度導入の目的は 高度技能者の表彰にあらず 目的はあくまでも後進の指導育成

製造業の使命は、高度な技能や技術を常に進化させて、伝承させること。大日本印刷では2001 年、技能伝承のミッションを果たすために、マイスター制度を導入した。機械化、自動化が進んだとはいえ、最後は人間の感性を必要とする要素が多い印刷事業では、高度な技能が次世代の競争力となる重要な経営資源と位置づけられる。加えて、団塊の世代の大量離脱を間近に控えていることから、技能伝承に本腰を入れることとなった。

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