連載 生きてて良かった〜! 参上、グルマン河合 至福のレストラン&ホテル 第23回 北の大地で常識を超えた 4 つのチーズが香る芳醇ピザ

ここ10 年の間に、クオリティ一が「グンッ」と上がった食べ物がいくつかあると思う。その代表格がピザである。最近では、まずいピザに出くわすことはほとんどなくなった。どのお店に入っても、そこそこおいしいピザが出てくる。本格的なイタ飯屋ではなく、カフェレストランみたいなところが出すピザも悪くはない。
しかし、ここにゲルマンとしての落とし穴があった。どこに行ってもそれなりにおいしいことに満足をし、いつの間にか「ピザつてこんなもの」という安定感的前提を頭のなかに置いてしまっていたのである。
そこに革命的画期的喝采的延髄キックを私に食らわす奴がいたのである。ピザ的平和ボケをしていた頭に「ガツン」と、「こいつを食ってから物を言え」といわんばかりの衝撃的一皿を運んできた店である。
そいつの名は、「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」。場所はどこにあるか。麻布?