CASE1 アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス 有期雇用の「PC 型」、さらにはIC である「SE 型」を活かす組織へと、 プロフェッショナルがより活躍しやすい制度を導入

アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス(IBCS)は、「プロフェッショナルに選ばれる組織」「心豊かな生活を支援する組織」を目指している。ただ、このような組織を実現しようとするときに、終身雇用、年功序列というこれまでの人事慣行で培われた「正社員」という雇用形態ではやはり限界がある。そこで同社が考えたのが、個人と会社がお互いに“Win-Win”になるような関係の働き方だ。同社は、従来型の期限を定めない雇用契約を残す一方、有期雇用契約であるプロフェッショナル・コントラクト型(PC型)、そして委任契約であるセルフ・エンプロイド型(SE型)と呼ばれるまさに「IC」を体現した働き方を用意した。これにより、同社の雇用制度そして人材活用の方向性は、大きく変わっていったという。この新人事制度導入を実行した人事部長・三巻由希子氏に、詳しい話を伺ってみた。

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