就職活動は気づきの場 採用は次世代への教育投資

いつの時代も企業は、ポテンシャルの高い人材を望む。今、グローバルな企業間競争を勝ち抜くために、企業は自律型人材の育成を急いでいる。自律型人材とは、自分の価値観をもとにしたキャリアの重要性を認識したうえで自己意思による主体的な働き方ができる人材を指す。企業が主体的な人材を望むのは、意思決定の迅速性が企業間競争の優劣を左右するからである。採用市場においても、自律型人材として活躍すべく高いポテンシャルを持った学生の獲得競争が激化している。働く意欲に満ちた自律型の学生を効果的に採用するにはどうしたらいいのだろうか。そこで、自律型人材育成を支援するためのコンサルティング会社シェイクを設立し、新卒採用支援をはじめ、社員研修、調査・研究などを行う森田英一氏に、バブル期再来の売り手市場といわれる新卒採用における自律型人材獲得について伺った。

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