連載 調査データファイル 第63 回 継続雇用者の選別基準

今年4 月1 日に施行された「改正高年齢者雇用安定法」では、急速な高齢化の進行などに対応して、高年齢者の安定雇用確保を図るため、①事業主は定年の引上げ、②継続雇用制度の導入、③定年の定めの廃止、のいずれかの措置を講じなければならないことになった。前号では、その対応として、選別的継続雇用制度を導入し、一定の基準を設けて継続雇用の対象者を選別しようとする企業が圧倒的に多いことを調査データを通じて明らかにした。本号では引き続き、どのような継続雇用者の選別基準を設けているのかということについて、見ていくことにしたい。

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