ものづくり現場の人材育成戦略 第2 回 キーワードは“不連続”。 年功的な技能継承から若手に重点を置いた育成へ

熟練技能者の技に依存する楽器作りと、高度に自動化された製造ラインで作られる電子デバイスという、両極端の製造部門を抱えるヤマハ。
特に同社で懸念されているのは、続々と定年を迎えつつある熟練技能者の持つ技能の継承である。バブル崩壊後の採用減による技能継承適齢期の人材不足も、この問題に拍車をかける。
そこで同社は、世代を飛び越えた技能継承を模索。若手に重点を置いた人材育成へと大きく舵を切った。

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