連載 話題の本から読み解く米国HRトレンド 最終回 How to Measure Learning and Performance in the Workplace 学習到達度やパフォーマンスをどう測るのか
最終回である今回は、人材開発担当ディレクターのリーン・シュミッドが、学習とパフォーマンスを測定するためのガイド本を評する。
理論は少なく、すぐ使えるツールなども満載だという。
研修のROI(投資対効果)測定プログラムはここ数年、アメリカで広く受け入れられるようになっている。しかし、このプログラム成功に必要な2 つの要素が見過ごされていることが多い。それは「学習到達度」と「パフォーマンス」の評価である。この2 つの測定指標開発のためのステップ・バイ・ステップのアプローチと、結果を分析し報告する手法を提供してくれるのが本書である。