連載 調査データファイル 第97回 やむをえず派遣として働く人が急増 派遣労働者対策の根幹は 正社員への道づくり

派遣労働者のうち、半分近くが、正社員になれず、やむをえず派遣として働いているという現状がある。
ところが、このたびの不況で、その多くが「派遣切り」に遭い、元派遣労働者の失業問題が深刻化している。
この問題に対処すべく、政府は、前政権の方針を180度転換し、派遣労働の再規制に踏み切る方針を明らかにしている。
しかし、それでは単に働き場所を奪うだけという声も大きい。
この問題の解決の糸口は、教育訓練システムの整備にある。

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