巻頭インタビュー 私の人材教育論 チャンスを与え失敗を許す風土が イノベーションを生む

創業129年という歴史を誇る沖電気工業(OKI)だが、反面、その古い体質やしがらみに苦しんできた会社でもあった。
篠塚勝正氏が社長に就いた1998年当時、同社は大きな赤字を露呈し、厳しい経営環境に置かれていた。その再建を託されたのが同氏でもあった。
氏は社長就任後、構造改革や若手の積極登用、人材育成と相次いで施策を打ち、名門企業を再生へと導いていく。
そして、役目を果たして会長となった今、科学技術立国・日本をめざし、国全体のイノベーションと技術者育成に取り組んでいる。

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