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「KAIKA Awards 2017」受賞企業決定 大賞は中日本高速道路と原田左官工業所の2社
●日本能率協会
日本能率協会(以下、JMA)は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている取り組みを称え、紹介するための表彰制度として「KAIKA Awards(カイカアワード)」を設けている。2017 年度は、2017 年12 月に「KAIKA 大賞」2 社ならびに「KAIKA 賞」4 社を決定した。受賞企業は、次の通り。
■KAIKA大賞
・中日本高速道路「コミュニティの創生を目指した新たな地域連携の仕組みと人財育成」
「地域連携」と「人財育成」を組み合わせ、クラウドファンディングを活用した新しい人財育成プログラムが評価された。
・原田左官工業所「次世代の左官職人育成プロジェクト」
「⑴左官という仕事を増やす」「⑵左官で働く人を増やす」「⑶左官職人を育成する」の3 テーマでプロジェクトを推進。1 社だけでの取り組みではなく、業界団体のPRを主導し、また同業他社8 社で私設の東京左官育成協会をつくり、新入社員の共同育成を行うなど、社会視点に立った働きかけを牽引的に行っている点が評価された。
■KAIKA賞
・内野製作所「人・組織から会社を変え常に成長する。」(F1 マシン部品などの試作を可能にする世界レベル技術の伝承)
・エーピーコミュニケーションズ「常駐型IT エンジニアの働き方&キャリア改革」
・クオールアシスト「『働けない』から『働ける』への転換~目の前に社員がいない組織の工夫と実践~」(物理的移動が困難な重度障害者を全国で在宅雇用)
・明電舎 認定特定非営利活動法人コアネット「小学生向けものづくり教室」(事業会社とNPO が組んで理科離れ・工作離れを防ぐものづくり教室を展開)
その他、審査委員会の推薦により、我が国の災害復興に関連する優れた活動を行う3 組織に「特別賞」の贈賞を決定した。さらに、応募の中からテーマの重要性、取り組み方のユニークさなどを持つ7 組織を「特選紹介事例」として選出し、Awards 創設時からKAIKA の考え方を支持・活用している1 組織に感謝の意を込め、「グッドパートナー賞」の贈賞を決定した。