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仕事での英語ニーズ調査 仕事での英語ニーズ1位は「メール」、克服したいのは「交渉・説得」
●ロバート・ウォルターズ・ジャパン
英語を使う求人を紹介する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパンは、2017 年8 月、日本語・英語の2 言語と専門分野でのスキル・経験を用いて働くグローバル人材212 人を対象に「仕事での英語ニーズ」を問うアンケート調査結果を発表した。
それによると、外資系または日系グローバル企業で働くバイリンガル会社員が「仕事で英語を使う場面」として最も多かったのが「メール」(87.7%)。続いて「資料作成」(75.5%)、「電話・電話会議」(75.0%)の順となった。また、この調査ではバイリンガル人材の3 人に1 人(33.0%)が「過去1 年以内に海外出張・赴任を経験」していることも分かった。
専門分野の仕事に従事するバイリンガル人材が、英語対応で「得意」とするシーンの1 位は「メール」(34.0%)、2 位は「資料作成」(13.1%)。反対に、「苦手・難しい」と感じているシーンの1 位は「交渉・説得」(35.6%)、2 位は「電話・電話会議」(29.8%)、3 位は「プレゼン・スピーチ」(16.3%)となった。日本で活躍するバイリンガル人材は、頭の中で整理しながら対応をして使用頻度も維持しやすい「ライティング」に比べ、瞬間的な対応をして使用頻度にも波のある「スピーキング」に自信がない人が多いと推測される。
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ロバート・ウォルターズ・ジャパン 広報担当
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