J.H.倶楽部

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Learning Design 2018年09月刊

特集1│Chapter3│まとめとして 出る杭に気づき伸ばす 新人・若手育成とは

8割強は「出る杭の部下がほしい」

あなたは「出る杭」になりたいですか。「出る杭」の部下がほしいですか―。今回、特集を組むにあたり、新入社員と先輩・上司層にアンケートを行った。

「出る杭になりたいですか」という新入社員に対する問いへの回答は、「なりたい」が57.5%(図1)。できるだけ目立ちたくない若者が増えているという現代、この数字は予想以上に大きいものだった。一方、上司・先輩に向けての「出る杭の部下がほしいですか」という問いへは、「ほしい」という回答が84.1%(図2)。企業でも、出る杭を必要としている実態がうかがえる。

では、実際に出る杭を育成するにはどうしたらいいのか。識者と企業への取材から分かった共通項をまとめてみる。

POINT1 失敗を許容し、挑戦を促す

様々な仕事にチャレンジすれば、それだけ自分の得意分野が分かるはず。また、“出る杭のイメージ”に関するアンケート(図3)において、「やる気に満ちている」が上位にランクインしていることからも、挑戦できる環境を与え、やる気を促すことが、出る杭の育成につながるといえる。

ただし、挑戦させるのであれば、失敗も受け入れてあげたい。失敗を受け入れてくれるからこそ、新人も安心して挑戦できるのである。今回事例で取り上げた2社は、まさにこれを実践していた。

ゼビオグループ(24ページ)は、失敗を恐れず、自分の思うようにやらせる、そして失敗から学ばせるという風土がある。また、アサヒビール(26ページ)でも失敗を許容する風土があり、「何も挑戦しないことが悪」として、挑戦を促す仕組みを整えている。

できることなら失敗したくないと考える人は多いと予想されるが、「2018年新入社員7つの傾向」(16ページ)からも分かるように、「失敗しながら経験を通じて学ぶほうが効果的」だと考えている新入社員は少なくない。失敗させてもらえる風土さえあれば、どんどん挑戦するのではないだろうか。

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